スカニア トラック 新車 価格
- brittany161patton9
- Sep 29, 2022
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4tトラック人気5車種の新車価格を調査!新車・リース・中古のメリットとデメリットも紹介 SCANIAを飾るエンブレムは王冠をかぶったグリフィン 物流の要、トラック業界は人手不足が顕著となり、運送会社はあの手この手でドライバーの確保に努めているという。 そんな現状において、運送会社がドライバー募集時の面接で使う口説き文句に「ウチならスカニアに乗れるよ?」というのがあるらしい。 その語感から北欧を連想したが、果たせるかな120年以上の歴史をもつスウェーディッシュカンパニーだった。 そのスカニアを日本国内で展開するスカニアジャパンが、新たなラインアップである「ネクスト・ジェネレーション・スカニア」の日本導入を始め、メディア試乗会を開催したので訪ねてみた。 普段トラックをしげしげと見つめる機会などなく、正直言ってどこのトラックも同じに見えると思っていたが、まるで鎧のような凝った造形で押し出し感を高めたフロントグリルはスカニアだけの個性的なプロフィールとなり、一発で見分けがつく。 この際立ち感は、メルセデス・ベンツのスリーポインテッドスターや、ロールス・ロイスのパンテオングリルにも通じる強烈なアイデンティティだろう。 なるほど、このスタイリングなら、スカニア乗りたさに職場を決める人が出てもおかしくない。 クルマ好きなら共感できる部分だ。 しかし、スカニアのアピールポイントをエクステリアのみに求めるのは早計である。 もっとも大きなリクルートポイントは、その乗り心地にあった。 こちらはオプションの木目調パーツを用いたR450 ハイラインのインテリア。 多彩な仕様が用意され好みの組み合わせを選択できる レポーターはいわゆる普通自動車免許しか所持しておらず、本来ならスカニアがリリースする各大型モデルを運転する資格はない。 しかしここはクローズドの試乗会場。 大型免許の有無は関係なく運転可能な環境だ。 生まれて初めての大型トラック運転経験である。 因みに、キャブ(ドライバーが乗りエンジンが搭載されている車体前部)と荷台がわかれているタイプは「トラクター」と呼ばれ、試乗車はSシリーズとRシリーズのトラクター。 Sシリーズはスカニアのフラッグシップであり、試乗したS650はさらにオプションのハイルーフを採用して車内はもっとも広い。 コクピットによじ登って車内を眺めると、ドライバーオリエンテッドに設計されたインテリアの豪華さに目を見張る。 直線と曲線が合理的かつエレガントに組み合わされたデザインはどこかボルボをも連想させ、温もりを感じ飽きのこないスカンジナビアデザインの妙に溢れている。 細かくドラポジを調整できるシートは絶妙なクッション感覚で、さすが大陸を股にかけて走る長距離輸送車、少し座っただけでも長時間移動時の快適性は万全だろうと予想できた。 例えクローズドコースで隣にインストラクターが控えているとはいえ、初めての大型車の運転に緊張度はMAXだった。 なんせ最高出力650HP/最大トルク3300Nmを発生する16. 35リッターV8ディーゼルを搭載したスカニアS650の試乗は、荷台に重機を載せて総重量70トン以上の移動となる。 下手にアクセルを踏んだり、ハンドルさばきを間違えたら大惨事に陥るのではと、正直、試乗を辞退しようかという思いすらよぎった。 それほどに目の前にしたトラクターの巨体は、いざ自分が運転する対象としてみると手に負えない感がバリバリだったのだ。 覚悟を決めてエンジンをかける。 全然進まない。 あれ? 「もっと思い切り踏んでいいですよ、クルマが重いですから」とインストラクターに声をかけられ、強く踏み込む。 スカニアS650はゆっくりと動き出す。 最高出力は1900rpm、最大トルクは950〜1350rpmで発生するため、トランスミッションは小刻みにシフトアップしていくが、変速ショックは少なくストレスはまったく感じない。 もちろん、取り回しをせよと言われたら全力でお断りするが。 一般的な乗用車と異なるのは補助ブレーキ「リターダー」の存在だ。 スカニアは5段階に効き具合を調節可能な流体式リターダーをもち、オート状態でもアクセルオフ時や下り勾配で自然に効いてスムーズな挙動と制動に貢献する。 スカニアオーナーから絶大な支持を得ているというのも納得できる効果を実感した。 排気量1万2742cc、直列6気筒ディーゼルエンジンを搭載し、最高出力450HP/最大トルク2350Nmを発揮するスカニア R450。 排気量と最大トルクの数値はまさに乗用車と桁違い 2台の試乗を終えて強く思ったのは「トラックってこんなに乗り心地が良くてストレスなく運転できるのか?」ということ。 乗用車のドライバーから見て、トラックの運転は特別な技術が必要で大変な仕事だと思
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